スポーツ心理学とバレエの関係性Part2

こんにちは!第2回目のブログへようこそ!今回は、バレエから見た方法について書いていこうと思います。前回の記事もあるのでぜひそちらもチェックしてください💞 

バレエの視点から

AYA BALLERI STUDIO主催の中川彩様とT.I様より、インタビューをさせていただきました。質問内容は主に「舞台前にどのようにして気持ちを落ち着けているか」と「不安をどうやって和らげているか」です。これらが頂いた答えを抜粋したものです。紫色の表が中川様から頂いた回答です。オレンジ色の表がT.I様から頂いた回答です。

  ー舞台前にどのようにして気持ちを落ち着けているかー
☆レッスンのときと同じ状況にする
☆スケジューリングをきちんとする
☆練習のときからあと何回レッスンをすることができるかを考える
  ー不安をどうやって和らげているかー
☆振り付けの確認
☆出る前に体を温める
☆バランスを取る
☆下を見ない(気持ちの面で)
☆同じダンサーさんがやっていた祈りを一緒にやる
ー舞台前にどのようにして気持ちを落ち着けているかー
☆プランクをする
☆瞑想
☆呼吸を意識する
ー不安をどうやって和らげているかー
☆上手くいったら「できる!」と思う
☆筋トレで温める
☆自信を付ける
☆振り付けの確認

お2人の回答を見ると、「振付の確認」や「バランスを取る」などを上げているのが分かります。また、体を温めるなどもあります。中川様にお話しを聞いた際に、舞台前の不安は練習不足だとおっしゃっており、「練習での成功は力になる」と話して下さいました。また、T.I様も自信を付けることが大事だと話してくれました。このことから、舞台前はネガティブな気持ちにならないで前向きな気持ちになることが重要なのではないかと分かります。つまり、自信を付けることが大事だということが考えられます。また、「振付の確認」や「バランスを取る」など実際に舞台袖で自分を落ち着けるためにやることがあります。振付の確認をすることで安心することができるとT.I様が教えてくれました。実際に私も、振付の確認をすることで注意する場所を最後まで再確認できることができ安心します。また、体を温めると中川様が教えてくれました。体が冷えたままでは、筋肉が固いままでベストなパフォーマンスをすることができません。私も寒い劇場であまり体を温めないままリハーサルに臨んだら、体が動きませんでした。ここから、舞台前に緊張や不安を和らげるために 

  • 自信を持つ 
  • 振付の確認 
  • 体を温める 

の3つを挙げられます。 

実際にどんな方法が作れるか

上で分かったとおり、気持ちを落ち着けるためや不安を和らげるために「自信を持つ」「振り付けの確認」「体を温める」という3つのことをすればいいということが分かりました。


「自信を持つ」をするために私はこんな方法があるのではないかと思いました。
・「できる!」と声に出す
実際に声に出すことは自信をつけるのに有効だと考えました。なぜなら、T.I様は「不安を和らげるためにどうするか」という質問で上手くいったら「できる!」と思うと回答してくれました。何故かと聞いた際に、自信をつけるためだそうです。私も、本番前や練習中に苦手な技などをするときは「できる!」と思うようにしています。なぜなら、その方が前向きな気持ちになれて失敗のイメージをしなくなるからです。だから、実際に声に出して「できる!」と言うことで「自信を持つ」ことができると考えました。

次に「振り付けの確認」ですがこれはそのままに振り付けの確認をすることが有効だと思います。
ただ、振り付けを確認しているときに注意点などをもう一度おさらいすることが大事だと思います。
だからこれをすると効果的だと思います。
・注意点を考えながら振り付けの確認
なぜなら、自分がそうなのですがこれをすることで舞台に出る前に気を付けるところを確認することでその注意点を忘れることなく踊ることが出来るからです。また、不安を紛らわすことも出来ます。不安をダイレクトに感じないように他のことを考える(この場合は振り付け)ことで、不安が紛れ集中することが出来ます。また、集中するという面ではバランスを取ることも効果的だと分かりました。中川様は「不安を和らげるためにどうするか」とい質問に対して、バランスを取り体の軸を確かめると回答してくれました。バランスを取ることで自分の体の軸をきちんと作り集中することができるだそうです。

最後に「体を温める」ためにこれらの方法が効果的だと考えました
・プランク
・ジャンプ
T.I様はプランクをして体を温めると答えてくれました。また、ジャンプをすることで心拍数上げることができます。私も本番前はジャンプをして体を温めると同時に心拍数を上げています。ただ、ジャンプし過ぎると体が疲れてしまうのでし過ぎはダメです。また、体を温めるにはいつものレッスンでやっている「バーレッスン」というものをするのも重要だと思います。「バーレッスン」とは、片手を棒に添えてアップのような動きをしたり基礎を練習したりするものです。これは毎回のレッスンで必ずやるので中川様が言っていたようにレッスンのときと同じ状況にするということも可能です。そして、「バーレッスン」をすることで正しい手順で体を動かすことが出来るので程よく体が温まります。

まとめ

今回は、バレエの視点から見て実際にどんな方法が作れるかを考えました。結果として、声に出して自信を付けたり注意点を考えながら振りの確認、プランク、ジャンプをして気持ちを落ち着け、不安を和らげる方法が見つかりました。
次回は、スポーツ心理学の視点から今回のように考えていこうと思います!
ではまた次の記事でお会いしましょう!